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Yuko Maruyama
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好きな人と言っても、わたしのLOVEな人をここで大公開するわけではなく(笑) A4用紙三枚に手書きの文字でぎっしり書かれたレポート。 これは通っているバレエスタジオの先生が、生徒たち全員に手渡されたものです。 年末に研修旅行でパリオペラ座とバレエ学校を見学に行かれた先生。 先生が見たもの、感じたこと、子どもたちへの思い、大人の生徒への思いを 書き綴ったのがこのレポートです。 こんなことをしてくれるバレエの先生がほかにいるでしょうか。 先生はある有名なバレエ専門学校のベテランの教師でもあり、 そこの生徒たちを連れての研修旅行でした。 スタジオでのお稽古はその間代講の先生が受け持たれていました。 行き帰りも含めて1週間に満たない弾丸ツアー。 パリでの日程もかなり過密だったそうで、 ホテルとお稽古場、バレエ学校、オペラ座の往復しかしておらず、 本当にパリに行ってたのかどうか実感がないと笑っておられました。 帰国された次の週、お稽古に行くと手渡されたのがこのレポートです。 こういうことをしてくださること自体も、またレポートの内容も、 この先生に習っていて本当によかった、なんてしあわせなんだろうと 思うものでした。 先生の指導はとても素晴らしいです。 子どもたちはもちろん、どんな大人も必ず上達します。必ず。 スタジオができて間もない頃、こうおっしゃっていました。 「私は子ども、大人と分けて指導はしません。皆同じように教えます。」 本当にそのとおり。 わたしたちのようなどうしようもない大人でも(身体が 笑) 決してあきらめることなく、真剣に、もっと上達する方法、 行きたがっている場所に少しでも近づける方法を考えてくださいます。 どうしようもない大人をいやがるどころか、そういう大人を伸ばす方法を、 次のステップに導くひと言を、見つけるのを楽しんでおられるように見えます。 そして、何かひとつうまくいくと、それは先生のおかげに他ならないのに、 一緒に手を叩いて喜んでくださいます。 そんな先生に習うのがたのしくて、遅々とした進歩もおもしろくて、 何より先生の仕事ぶりに触れるのがすきで、もう7年、週に3回も スタジオに通っています。 ものすごーく良心的なレッスン料で誠実で親切なお仕事ぶりは、 通っているこちらが「そんなんでいいんですか?」と、心配になるほどですが、 生徒さんも増え、子どもたちも上達し、安定してきたスタジオの様子を見ていると、 誠実な仕事も必ず報われるのだとうれしくなります。 大人クラスはレッスン日が増えても、同じ人が行く回数を増やしてしまうので、 もう何年もキャンセル待ちの状態と聞いています。 つまりは、同じ面子でこのままみんな一緒に老いてくわけで(笑) 死がわたしたちを分つ日まで(笑) そのうち先生も含めおばあちゃんばかりのクラスになるなぁ。 還暦になったら赤いレオタードをプレゼントし合おうという話もあります(笑) ほかにも、その仕事ぶりを尊敬している人がまわりにたくさんいます。 デザイナーさん、編集者さん、獣医さん、歯医者さん、パティシエさん、 整体の先生、コーヒー屋さん、研究者さん、アーティスト、シェフ、 トリマーさん 、農家の方、、 あげたらきりがないのだけど、みんな誠実なお仕事ぶり。 生きる糧なので対価をいただくのは当然だけれども、 不当に高くもらったり、仕事の手を抜いたりしない。 むしろ、仕事をやりはじめると止まらなくなって、 ときにいただいたお金以上の仕事をしてしまう人たち。 それは自分がそこまでしないと納得がいかないから。 わたしもそういう仕事ぶりでいたいなぁと、週に3回思うのです。 さぁ、きょうも行ってこよう!
by yuko-maruyama
| 2013-01-10 12:25
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